つるし雛
お客様からこんな可愛い手作りのつるし雛を頂きました。
最近あちこちで目にするつるし雛、わかっているようで実は良くは知らなかった由来、
改めて調べてみました。
起源は江戸時代、余り裕福でない家庭が、お雛様の代わりに我が娘の幸せを祈って一針一針小さな人形を作り吊したとか。
それぞれのお人形にはそれぞれの意味がある事も知りました。
はいはい人形は元気で丈夫に育ちますように。

椿は優雅で美しい女性に育ちますように。

兎は赤い目に魔よけと護身の力があり、春を告げる鶯は声で幸せを届ける、平和の象徴の縁起の良い鳩、可愛い娘に悪い虫がつかぬよう唐辛子、そして、花のように更に可愛くと沢山の花を。





思いのいっぱい詰まった大切なお守りです。
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お雛様から甦る父の記憶
今日から始まるひなゆき見飾りに合わせて、宿にいつもの20数年前、実家から届いた娘のお雛様を飾りました。
人形のはなふさという当時、いえ、今でもかな?実家の鳥取では有名だったお店の品です。
これを選んでくれたのは実家の父、今も健在。
そう言えば何かと値をはるお買い物の決定権は当時から父でした。
というか今は亡き母は私と同じく、大雑把な性格で余り物事を吟味するのが得てではありませんでした。
一方父は当時高校の化学の教員で、常に白衣を纏い、己の机上はどんなに書籍が堆く積まれようが、埃が被ろうが、決して誰にも触れさぬ人でした。
つまり、なかなかの几帳面な頑固者だったのかも、と今思います。
所謂入学卒業に関する高価な買い物、記念の家族旅行等の選定は全て父の計画通りに進み、まあ逆に今は亡き母は、楽チンしていたのかも知れません。
そんな父と初めて大学受験で二人っきりで東京へ。
しかも初の新幹線グリーン車、宿泊は四谷のホテルニューオータニ。
厳格な父と二人っきりの緊張感と更に慣れぬ都会の華やかさのせいにして、見事受験は敗残。
嫁ぐ頃、その父は我が母校の校長として忙し日々を送っておりました。
何より悔やまれるのは、退職後に夫婦二人でのんびり余生を送られなかった事に付きます。
父と母とでゆっくり老後を楽しんで貰いたかった、お手伝いもしたかった、私も一緒に教わりたっかった・・・
出来ぬ願いばかり溢れる今日の私です。

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しおざわ雪譜まつり
今日はお隣り塩沢の雪祭りです。
百八灯、福餅まき、お餅つき、地歌舞伎等、雪国文化を継承するべく、地元の皆で作り上げます。
地元が楽しむ地元の為のお祭りに多くの観光客が訪れ、盛り上げ、楽しんでいらっしゃるようです。
細くとも長く伝承していく事の重要性を感じます。

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笑顔の1時間半

今日はこんな集まりに。
当て職で忙しいのに…何て不届きな思いで出掛けてしまいましたが、とんでもない楽しい時間、思いがけない出会い、そして美味しいランチも。
思い切って出掛けて見るものです。
多少お仕事お留守にしても。
今日のお話しは、今日から即刻実践できる、貴重なものでした。
山田先生、ありがとうございます。

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小さな感動
年と共に涙腺が緩くなるのを日々感じてしまいます。
今は亡き実家の母の愛読雑誌暮しの手帖、しばし忘却の彼方でありましたが、前回の朝ドラとと姉ちゃんで新たに蘇った私の記憶に火が付き、立てつづけに3巻を定期購入。
懐かしくよみふり、母の面影に出会う日々。
そして、更に蘇った記憶、三十年前の初子育て中お世話になった、スポック博士の育児書、それはなんと、暮しの手帖社から出版されていました。
もしかしたらと本棚をごそごそしたら、あった―!

