｢大きな古時計｣、坂戸城編

♪～おおきなのっぽの古時計　おじいさんの時計
百年　いつも動いていた　ご自慢の時計さ～♪

玄関入って直ぐ、ロビーの真ん中で、私が嫁いでからズッと、多分もっと前からズッと
鎮座ましましておられるこの時計、正しく我が宿のおじいさんの古時計であります。

毎朝、おじいさん失礼会長は決まった時間に扉を開き、重りを操作し、時間を確認し満足気に扉を閉めます。

他の誰かが触ろうものなら雷が落ちます。

だからスタッフは誰一人近寄りません。

ご自慢の時計です。

ただ、続くこの歌と大きく違うのは、まだまだシッカリ動いておりますし、おじいさんも殊の外元気である点です。

　　　♪～チクタク　チクタク　いまはもう動かない　その時計～♪

 
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