～小休止～夕餉の香り

お陰様で夏休みに入ってからの宿はほぼ満室の有り難い日々が続いております。

老体に近付いた体も、元気なお客様の笑顔でまだまだ行けそうです。

が…今日ふとお隣さんの夕餉の香りにちょっと心疼いてしまいました。

そういえば、子供らが巣立ってから夕餉の時間に夕餉の支度をちゃんとする習慣から縁遠くなっていることに、一抹の寂しさを感じてしまった次第です。

焼き立ての、揚げ立ての、炊き立ての、……何わともあれ、空腹に応えるその夕餉の香りが堪らなく臭覚にいえ、心に響きました。

大勢で囲まれる夕餉のご飯、何よりのご馳走ですね。

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