冬至に思う
今日は冬至。
一年で一番昼間が短く夜の長い日。
四時半と言えば薄暗くなり早一日も終わりかと焦り、朝七時前に漸く明るくなり行動開始の日々です。
来るべき極寒の真冬に向かい、甘辛いカボチャの煮物を頂き、あったかい柚子湯に浸かり、無病息災を願います。
四季の移ろい、年中行事に欠かせない昔から伝わるそれぞれの食事、和食の文化に今更ながら感心感嘆。
厳しい自然と上手く付き合う為に先人が築き上げた食の習わし。
子供の頃は何気なく見過ごしていた、母や祖父の習慣。
もう少し長生きして教えて貰いたかった、今頃思います。
大晦日間近、おせち料理もしかり。
紅白を見ながら、錦糸卵の裏漉しをしていた母。
お正月のお餅もしかり。
家族総出で、父のついたお餅を母が切り子供の私達が丸める。(我が故郷は丸餅です。)
食が家族や地域の絆を深めてきたと、懐かしく思い出されます。
和食がユネスコ無形文化遺産に登録された要因の1つとも聞きました。
大切にしなければ…
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