お線香

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毎朝お線香をあげます。

母へ、小さい命へ。

京都の老舗お香のお店の家訓。

細く、長く、曲がることなく、いつも、くすくすくすぶって、あまねく広く、世の中へ。

太い存在感などいらない、目につかぬ所でちょろちょろくすぶっていればいい、ただ、曲がったこと、それだけはしてはならない。

線香のように地味に静かに守っていれば、いつかきっと人様のお役にたてると、素敵な家訓。

心に響きました。

 
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コメント

コメント(4)

  1. 水野 聡

    このメッセージ、私もつい最近、どこかで目にし心に残っています。どこだったのでしょうか?必ず、その気持ちは届くことでしょう。お彼岸には、胸の中でお会いできますね。

    今日は、かなり暖かくなりました。近所は自然が多く、今日は雲雀の鳴く声が聞こえました。

  2. 女将

    はい、一週間程前の朝日新聞の一面、「折々のことば」から引用させて頂きました。
    毎日目を通していますが、時に頷き、時に感動し、時に意味分かんな~い、なんて時もあります。

    平易な言葉に、ストンと心に落ちました。

  3. 水野 聡

    そうでした。「折々のことば」でしたね。私も朝日新聞を購読しているので目に留まって心に残っていたのですね。
    短い言葉の中に、それぞれ唯一の生き方や考え方、想いが詰まっている、それを共有することができるので私も好きです。朝日新聞つながりで、2月29日付の紙面に大学時代にお世話になった先生が載っていました。今は、副学長なられていたとは・・・。昨秋、20年ぶりに学園祭に足を運び、偶然その先生とお会いしたばかりだったので、思わず声をあげてしまいました。

  4. 女将

    一面で恩師のお言葉に出会えるなんてそれだけでも感動的ですね。しかもその短い文章の中で、様々な人に深く考えさせ、自分を、日常を反省し、世の中の意見を
    言葉を改めて反芻して見させる力のある文章であれば尚更です。