尊敬する女性二人のお話をさせて下さい。
おこがましい事ですが、実の母親、もう30年以上前、享年59歳の若さで鬼籍に入りました。
教員の父親を支え、三人の子育てをしながら、農家、果樹園を任され、その合間に得意の洋裁で、私達姉妹のお揃いの洋服を作り、セーターを編み、手作り味噌、ホームメイドのパンにケーキ、そしてそして、お茶にお琴に、短歌まで勉強していました。
普段は野良着ながらもPTAには大好きな着物でしゃなりしゃなり。大晦日には家族皆が紅白を見ている傍らで、おせち様に黄身の裏ごしをしている様を、鮮明に思い出します。
寝る暇などあったのかと、自分が親になって改めて、スーパーウーマンの様な母親だったと尊敬するばかりです。
そして、嫁いで後、私も子供たちもずっとずっとお世話になったおばさん、義理の父のお姉さん。
子供らはおばあちゃんと呼び、生まれた時からお風呂は勿論、保育園の送迎、学校帰るとすぐおばあちゃんの家へ。
食事も躾もみなおんぶにだっこ。お陰で私は安心してお仕事まっしぐら。
今こうして三人の我が子がそれぞれ優しい元気な大人になっているのは、全ておばさんの愛情と、今更に感謝するばかり。
心残りは、生前に二人へその気持ちを伝えられなかった事。
ごめんなさい、見守って下さい、今日も手を合わせています。
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