詠み人知らず

秋の七草を指折り数え反芻してみたり、中秋の名月を待ち侘びてみたり、この鳴き声はコオロギか松虫と聞き耳を立てみたり、見上げた先の雲の名をなぞってみたり。･･･

万葉の和歌の境地に、と言いたいところですが、生憎その経験皆無な不調法な私です。

僅かでも　歌詠む心　あるならば　何としようぞ　この秋日和

　　　　　　　　　　　　詠み人知らず

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